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2007年5月12日 (土)

オープンスカイで航空券が安くなる!

空の自由化といわれる、オープンスカイの議論を安部首相が始めたそうです。航空分野は、公共の交通機関でもあり、また安全性を維持しなければいけないなど、様々な課題がありますから、戦後、各国政府の保護の下に発展してきました。しかし、やがてアメリカをはじめとする自由経済を重視する国々から、需要と供給に合わせて航空業を発展させて行こうという動きが活発化。今ではアメリカやカナダ、シンガポール、ニュージーランドなど数多くの国が、このオープンスカイ政策を取り入れています。

航空分野を取材して20年弱になりますが、日本のオープンスカイ論議には、「今頃かよ」というのが正直な感想です。アメリカン航空と英国航空がオープンスカイ協定を結んだのはもう10年以上前でした。

欧米はもちろん、アジア各国で、運賃が劇的に安い「ローコスト・エアライン」が飛んでいますが、これらはオープンスカイが生み出したひとつの賜物です。日本では、スカイマークエアラインズやエアドゥなどが格安航空会社と呼ばれ、同じようなものとして語られていますが、まったく別物。日本の格安航空会社は規制の中で生み出された、いわば妥協の産物。その証拠に、安さがイマイチ、パッとしないでしょう。

海外の空を飛ぶローコスト・エアラインは、運賃の安さが半端ではありません。ヨーロッパ域内も空の自由化は進んでいますが、片道2000円や3000円といった航空券が普通に売られています。アジアでは、マレーシアのエア・アジアが有名です。

さて、オープンスカイ政策が生み出すもうひとつの賜物が、経営不振な航空会社の破綻です。「賜物」とはいえないかもしれませんが、自由化すれば国の保護が受けられませんから、経営破綻する航空会社が出てくるのも当然です。ヨーロッパのスイス航空やサベナ・ベルギー航空、カナダのカナディアン航空、オーストラリアのアンセット・オーストラリア航空・・・・、倒産した航空会社は数えきれません。

日本が諸外国とオープンスカイ協定を結ぶと、海外から安い運賃の航空会社が乗り入れてきます。そうなると、国内の航空会社は大変です。いま、破綻がウワサされている大手航空会社、このままでは、オープンスカイが導入されれば、ひょっとする、かもしれません。いずれにしろ、利用者からすれば、安く乗れることは何よりですね。

僕自身、そろそろ本気で航空会社のチケットやマイレージ、サービス、燃油サーチャージなどをお得に使う方法を伝授する本を出したり、ホームページをつくろうと考えています。

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コメント

全然知らないニュースでした

地方からの羽田往復より海外に行って数泊する方が安かったりするのはこのせいなんですか?

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