旅行も流通激変の時代に
先日、久しぶりにテレビに出演しました。
深夜番組でしたが、昨年書いた著書「もっと賢く・お得に・快適に 空の旅を楽しむ100の方法(ダイヤモンド社刊)」は若い人にもっと海外へ行って欲しくて書いたもので、深夜番組なら、若い人が多く観ていると思い、喜んで出演させていただきました。
ただし、ミッションがあったのです。
それは、「番組が5年目に入るのを記念して海外ロケを敢行。ついては、ケチなプロデューサーを、MCと一緒に口説き落とす!」というもの。スタッフは20人もいますから、そのケチなプロデューサーも本気。なんとアゴ・アシ・マクラ(食事、航空便、ホテル)付きで1人1万円が限度だとのお達し。。。。その後、番組は笑いとノウハウありのいつもの展開になっていくわけです。
最近、旅行業界の人は、「若い人は海外に行かないから」と口にします。若い時こそ海外へ行って、やわらかい頭でいろんなものを見て、学んで吸収してほしいのに、業界の大多数は、熟年やキャリアのあるビジネスマンをターゲットにして商売をしているのが現状です。
さて、そこで私のような節約旅行の達人(前述の深夜番組でそう紹介されました。ジャーナリストですから、豪華旅行も節約旅行も全般を見るのが仕事なのですが。。。)の出番でしょうか。
安く海外へ行くチャンスは年々広がっています。特に、いまお伝えしたいのがローコスト・エアライン(日本語では格安航空会社)の猛烈な勢い。航空市場のシェアは、欧米で3割、アジアでも1割以上が、このローコスト・エアラインで占められて、その数字は上がりっぱなし。ローコスト・エアラインはビジネスモデルがJALやANAなどの、いわゆるふつうの航空会社とはまったく違い、その名の通り、運航の「コスト」が安い。そのため、悪くて数千円、税金類を除いて、片道1ドル=100円!などというキャンペーン運賃が出ることもあります。
インターネットでの直接予約が主体ですので、旅行会社で売られることは少ないのであまり知られていませんが、値段は驚くほど安い。先日、私の事務所の近くに安価でおしゃれな服を揃える「FOREVER 21」ができましたが、連日長蛇の列。閑古鳥が鳴いている多くの百貨店の服売り場とは大違いの状態です。ファッション業界では、流通に大きな革命が起きているようですね。
そして、実は航空業界でも、流通革命が起きているのです。そう、そのローコスト・エアラインの急増です。ローコスト・エアラインは、規制があって羽田と成田には就航できない(できにくい)のですが、関空などにはすでに就航していて、来年3月にはエア・アジアなどアジアのローコスト・エアラインが茨城空港への就航を検討しています。茨城空港へは東京から直行バスも運行されますから、首都圏の旅行者も要注目です。
ローコスト・エアラインは機内食や毛布などが有料ですが、エコノミークラスは期待はずれな場合が多いです。食料は自分で持ち込めばいいし、アジアは近いから特に食べず、現地で安くて美味しいアジア飯をたっぷり食べればいいのです。
今週の『週刊朝日』に、ローコスト・エアラインの基礎知識と、世界中のローコスト・エアラインを紹介した記事が出ています。記事の構成に協力させていただき、吉川さんという記者が執筆しています。興味がある方は、手にとってみてください。
(↓ 楽しそうに働くローコスト・エアラインのスタッフ)



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