誕生日に歌う歌がない?
アメリカへ取材旅行に出かけたときのこと。
世界中からメディア関係者が集まったその取材旅行で、バスの運転手をしてくれた熟年の紳士が旅行中に誕生日を迎えました。
そこで、その紳士に皆でチップと歌をプレゼントしようということになりました。
歌は、皆が知っている曲がいいだろうと、「ハッピーバースデートゥユー」を、それぞれの国の歌詞で歌うことになりました。
アイルランド、フランス、ドイツ、韓国と、それぞれの国のジャーナリストたちが次々に母国語で「ハッピーバースデートゥユー」を歌っていきます。この曲はアメリカで作られたので、もともとは英語の歌詞で世界に広まっていったはずですが、みんな母国語の歌詞を持っているのです。
翻って、私たち日本人は、英語の歌詞のままで歌っていますよね。「♪ハッピー・バースデー・ディア ○○さん♪」と、名前のところだけ変えて歌っているだけです。発音は日本的ですが(笑)。
他の国のジャーナリストたちに、「日本人は母国語の歌詞を持っていないの? 本当?」と不思議がられましたが、本当だから仕方ありません。「英語の歌詞と同じなので、歌うのは遠慮します」と言うしかありませんでした。
別に、どこかの政治評論家のように、「いまだに日本はアメリカの属国だ」と言う気はありませんが、「Sadな民族だ。俺たちは」と冗談めかして言ったら、フランス人の記者に笑われましたけど。
「♪お誕生日おめでとう、♪お誕生日おめでとう、♪お誕生日おめでとう ○○さ~ん♪」と、今度、日本語で歌おうかな。。。



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